小中生英語力養う ゲームやものづくりでALTと交流 静岡
小中学生が全て英語で活動する「イングリッシュキャンプ」が2日、静岡市葵区の麻機小内の施設「スマイルあさはた」で始まった。3日まで両日の午前と午後の計4回、市内の小学5年から中学2年までの計約120人が英語力と異文化理解を深める。
初日は計55人が参加した。6人の外国語指導助手(ALT)が企画したゲームやクイズ、ものづくりを通じて、楽しみながら英語を学んだ。ALTとコミュニケーションを取り、教室内に隠された絵を探すゲームや、写真立て作りなどを体験した。
森下小6年の小倉美遼さん(12)は「英語を聞き取るのが難しかった。もっと話せるように勉強したい」と話した。
英語教諭を目指す静岡大教育学部の学生5人が、ボランティアで活動をサポートした。3年の田中結月さん(20)は「英語に興味を持ってもらえるように、子どもたちと同じ目線になることを心掛けた」と振り返った。
(社会部・島田莉菜)