学生「長泉盛り上げる」 ワークショップ、アイデア出し合う
長泉町は、新幹線通学支援補助金事業を利用する大学生や専門学校生がまちづくりについて考える「未来人ワークショップ」をこのほど、同町納米里のウェルピアながいずみで開いた。本年度は学生12人が町内でのイベントや事業をプロデュースする「ウィプロ事業」に初めて取り組む。
沼津市でストリートスポーツによるまちづくりに取り組む「team Link」代表の渡会信介さん(37)が講師を務め、「『まちづくり』と気負わず、地元で楽しく過ごすためにできることを考えた結果、地域のためになればラッキーくらいの気持ちでいい」と心構えを伝えた。後半は学生が「気軽に勉強できるカフェがほしい」「ゲームに関するイベントが面白そう」などアイデアを出し合った。参加した佐藤駿輝さん(21)は「幼い頃から住む町の魅力を見つめ直す機会になっている。企画作りが楽しみ」と話した。ワークショップは全4回開き、本年度中に事業化につなげる。