給食 どうやってできる? 島田の親子、センター見学
島田市立中部学校給食センターで29日、夏休み恒例の親子見学会が行われた。市内在住の親子約20組が調理室に入り、おいしい給食ができるまでの工程を学んだ。
普段は立ち入ることができない給食センターの内部を見学して、給食をより身近に感じてもらおうと毎年、夏休みに開いている。親子はキャップをかぶって食材の下処理、炒める、煮込むなどの各工程で使用する専用の機械を見学した。子どもたちは、一度にたくさんの給食をつくる大きな釜で調理を模擬体験し、素材に見立てたペットボトルキャップを専用器具で混ぜた。
同センターは市内の17小中学校に給食を配送し、1日に約5600人分を調理するという。六合小5年の津坂有思君(10)は「作る量に驚いた。おいしい給食は調理員さんによって支えられている」と感慨深げに話した。