ローランドDG 本社移転、都田事業所に統合 経営効率改善へ
ローランドDGは28日、浜松市北区の本社を約2キロ離れた都田事業所に移転統合すると発表した。同事業所内に新社屋を整備する。本社と事業所の統合で、経営効率の改善などを進める。
23年7月完成予定の新社屋は地上3階建てで、延べ床面積約7300平方メートル。総工費約29億5000万円。屋上に太陽光発電設備を配置するなど現状に比べてエネルギー消費量75%削減を図り、「Nearly ZEB(ニアリー・ゼブ)」認証を目指す。耐震性能は全国基準の1・5倍の安全性を確保する。デッキテラスやトレーニングルームなども備える。
記者会見で田部耕平社長は「オフィスと在宅勤務のハイブリッドな働き形を考慮した設計にした」と述べた。