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テーマ : 富士宮市

ミャンマーの現状に目を 富士宮で「応援展」

 軍事政権による弾圧が続くミャンマーに改めて目を向けてもらおうと、クーデター前後の現地を伝える「ミャンマー応援展」が31日まで富士宮市総合福祉会館で開かれている。

写真を解説する川口さん(右)=富士宮市総合福祉会館
写真を解説する川口さん(右)=富士宮市総合福祉会館

 「ミャンマーの明日を考える会」共同代表の写真家川口敏彦さんと市国際交流協会の堀沢光栄理事長らが中心となって企画。川口さんはクーデター前に現地で出会った穏やかな日常風景を並べた。一方、クーデター下の現地に取材に入り拘束されたジャーナリスト北角裕樹さんは、武装警官隊とにらみ合う市民や独裁に抗議し、三本指を挙げる若者など緊迫の写真を展示した。
 京都精華大教員有志らが立ち上げた「自由と平和な表現活動の支援団体WART」が国内外から集めた、抑圧されたミャンマーを風刺する一コマ漫画も並べた。
 川口さんは「ミャンマーの状況はさらに悪くなっている。もう一度ミャンマーに目を向けてほしい」と語る。堀沢さんは「富士宮にも60人以上のミャンマー人が暮らしている。できる限り、応援していきたい」と話した。30日は、ミャンマー国旗の配色をした紙バンドで作る星形ストラップ「ミャンマー星」の作り方講座を開く。

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