山間地支援へ「移動スーパー」2号車 マックスバリュ東海
マックスバリュ(MV)東海は26日、店舗を置いていない浜松市天竜区で2台目となる移動スーパーの営業を始めた。山間地で買い物が不便な佐久間町と水窪町の4エリアを周回して販売する。
同市浜北区のMV浜北中瀬店の生鮮食品や加工品、日用品など約500品目を専用車両で販売。週に佐久間町3コース、水窪町1コースの計53カ所に停車する。
佐久間町の佐久間歴史と民話の郷会館で行われた出発式には、同社社員や自治会役員らが出席。テープカットで2号車の出発を祝った。
MV東海第3営業部の関根賢一部長は「移動スーパーを通じ、暮らしの支え、地域貢献につなげたい」と語った。同町自治会連合会の大見芳会長は「商店が減る中で、買い物支援も課題となっている。本格参入でコミュニティーとの絆ができることを期待したい」と述べた。