トウモロコシ畑の巨大迷路オープン 函南町・オラッチェ
酪農の飼料用トウモロコシ畑を活用した巨大迷路が23日、函南町丹那の酪農王国オラッチェでオープンした。広さ約6千平方メートルの休耕田を活用し、トウモロコシを刈り取って設けたコースが挑戦者を待ち受けている。

同地区で盛んな酪農の飼料用トウモロコシは高さ2メートルほどに成長し、畑に植えられた約4万本が視界を遮って迷い込ませる。コースはオラッチェのスタッフが考え、今年はルートを増やしたために難易度は例年と比べて「やや高め」。3カ所のチェックポイントが設置され、参加者はスタンプを集めてゴールを目指す。
初日から大勢の親子連れが訪れ、行き止まりを引き返したり声を掛け合ったりしてコースを進んだ。スタッフによるとゴールまでの平均時間は約30分だが、10分程度で攻略するリピーターや苦戦して1時間ほどかかる参加者もいるという。
入場料は小学生以上400円、3歳以上の未就学児は300円。営業時間は8月31日までの午前10時~午後4時。今年は9月の土日祝日限定で「第2迷路」も始まる予定。