DX、脱炭素へ連携 中経連と知事ら懇談
静岡など中部5県を活動エリアとする中部経済連合会(会長・水野明久中部電力相談役)は14日、川勝平太知事や県幹部との懇談会を静岡市清水区で開いた。企業のデジタル化・デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と脱炭素の実現などについて意見交換した。
意見交換は非公開。水野会長は冒頭のあいさつで「原油や原材料の価格高騰による影響が広がりつつある。中経連としても経済対策に全力で取り組む」と述べた。
中経連は2025年度までの中期活動指針「アクション2025」を基に、本年度主要事業活動を説明し、中部地区の関係機関でつくるDX推進組織に参画して支援メニューの広域化を図るほか、デジタル人材を育成するとした。県も本年度スタートしたふじのくにDX推進計画の概要などを報告した。