カヌーやSUP楽しむ 海の産業学ぶ 御前崎・白羽小
御前崎市立白羽小の4年生が12日、御前崎港マリーナでマリンスポーツとマダイの稚魚の放流を体験した。児童40人が海の魅力を満喫するとともに、水産業に理解を深めた。
御前崎マリンスポーツクラブの関係者に手ほどきを受け、カヌーとスタンドアップパドルボード(SUP)に挑戦した。パドルをこいで自在に水上を動き回る楽しさに触れた。マダイは県温水利用研究センター(同市佐倉)が生産した生後60日、体長4~5センチの稚魚500匹を岸壁から放流した。
渡辺優(ひろ)君(9)は「SUPは板の上に立てるまで時間がかかったけど、慣れたら楽しかった。マダイには長生きしてほしい」と笑顔を見せた。
マリンスポーツは市内全5小学校の児童が順に体験する。
(御前崎支局・木村祐太)