あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 浜松市

記者コラム「清流」 若者と環境問題

 浜松市中区の浜松開誠館高は海外の学生と「気候サミット」を開くなど環境問題への取り組みが盛ん。先月、代表生徒7人が大岡敏孝環境副大臣を招いて開催した討論会は生徒たちの意見が止まらず、予定を1時間以上超過するほど白熱した。
 国は2050年の脱炭素化社会実現を目標に掲げるが、この時代を生きる生徒たちは「この間にどれだけ温暖化が進むのか」と強い切迫感を抱いている。今回の参院選に関して「環境問題を説く候補者が全然いない」との指摘もあり、大岡副大臣をうならせていた。
 欧米の国政選挙では環境問題が最大争点に挙がる例が目立つ。日本はどうか。甘い環境政策や生活習慣が将来にツケを回していないか。若者は厳しい目を向けている。
 (浜松総局・宮坂武司)

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

浜松市の記事一覧

他の追っかけを読む