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テーマ : 磐田市

磐田市新事業「iぽーと」 子育て家庭に担当保健師 妊娠から就学前一貫支援

 磐田市は本年度、子育て家庭に担当保健師を付け、妊娠、出産、子育てに関する相談に継続して応じる寄り添い型支援事業「iぽーと」に乗り出した。核家族化が進む中、保健師が気軽に相談できる相手になり、安心して子育てできる環境づくりにつなげようと企画した。
 妊娠期から就学前まで、1家族を1人の保健師が継続して担当するフィンランドの母子保健システム「ネウボラ」がモデル。同市ではこれまで、母子健康手帳交付や新生児訪問などを異なる部署で担当してきたが、こども未来課に対応を一本化し、子どもの親が相談しやすい体制づくりを図った。
 本年度、同課の母子保健専任保健師を3人から10人に増員。10中学校区に1人ずつ地区担当として配置した。母子健康手帳交付時から担当保健師が各家庭と顔の見える関係をつくり、関係機関と調整・情報共有しながら切れ目のない支援に取り組む。初めて子育て支援センターを利用する親子に支援メニューを紹介したり、子育て仲間づくりの機会を提供したりする講座「はじめのいっぽ」も今月始めた。市内11センターでそれぞれ月1回ペースで開催していく。参加者には、アカチャンホンポららぽーと磐田店が無償提供する衛生用品を配布する。

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