「藤枝市民大学」8月21日開学 学習歴をデジタル証明 就職や転職、起業後押し
藤枝市は8月21日に開学する「藤枝市民大学」で、受講者のスキル習得を生涯にわたって証明する世界標準規格の「学習歴のデジタル証明(オープンバッジ)」を国内の自治体で初めて導入する。
オープンバッジは米国の機関が認定する規格で、日本では一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが発行する。
市によると、海外では資格やスキルの証明のほか、採用の評価などで活用が普及している。国内では大学や大手企業など130団体超が採用しているという。
市民大学では「リカレント(学び直し)教育コース」で取り入れ、基礎講座、専門講座の履修者に発行するとしている。市の担当者は「バッジの導入で学習内容に実効性を持たせ、就職や転職、起業を後押しできれば」と話す。