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テーマ : 掛川市

茶況(7月4日)沼津、袋井 本茶終了 静岡茶市場 県産二茶

 静岡茶市場の県産二茶は沼津や富士、清水などの荷が上場した。二茶取引が大詰めを迎える中、沼津や袋井は今シーズンの本茶取引を終えた。
 価格はほぼ変わらず、富士は500円ほど、沼津は400円台後半などで取引された。富士からは5日以降、紅茶が持ち込まれる。袋井は品種物の有機が最終の荷となった。
 鹿児島県本土物三茶の初荷はさえみどりやゆたかみどりが約2万7000キロ、種子島産三茶は約4000キロ上場した。本土物三茶について、市中問屋は「初期の品質は安定している」と話す。

 藤枝 二茶生産を終えた茶園では、摘採面を保護するための防除作業が進む。
 島田、金谷、川根 川根本町茶業振興協議会は5日、農林業センターで本年度の茶品評会を開く。
 榛原、相良 二茶について市内の生産者は「数量減に加え、製茶時の歩留まりの悪さも目立った」と話した。
 掛川、小笠 指導機関によると、掛川市北部産の有機栽培茶は年々収量が増え、徐々に品質が良くなっているという。
 袋井、森 袋井の茶業関係者の一人は二茶について「ミル芽での摘採を徹底した生産者と、収量を確保するために摘採の時期を遅らせた生産者に二極化していた」と指摘する。

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