三ケ日西小に遠州織物マスク PTA寄贈 浜松市北区
浜松市北区の三ケ日西小PTAは4日、全校児童311人に遠州織物を使用した布マスクを寄贈した。同市内の遠州織物業者が協力し、遠州綿紬(つむぎ)、浜松注染染めの浴衣生地の2種類で仕上げた。
同校学区には遠州織物発祥の地とされる初生衣(うぶぎぬ)神社がある。同校が2023年度に創立150周年を迎えるにあたり、PTA役員が団結し、地域の伝統産業や歴史を子どもたちに学んでもらおうと企画した。
朝会に合わせて贈呈式が開かれた。同神社宮司でもある鈴木栄男PTA会長、生地を提供した白井商事(同市南区)の白井成治専務取締役、ぬくもり工房(同市浜北区)の大高旭社長が代表児童にマスクを手渡した。