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静岡県内国会議員所得 塩谷氏トップ、吉川氏2位 平均2341万

 衆参両院は4日、国会議員が2021年の1年間に得た所得に関する報告書を、国会議員資産公開法に基づいて公開した。公開対象となった県内国会議員15人(衆院12人、参院3人)の平均所得は2341万円で、議員歳費が主だった。

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 所得総額が最高だったのは自民党の塩谷立氏(衆院比例東海)で7715万円。株式譲渡での5700万円が押し上げた。塩谷氏の事務所は「会社側の都合で依頼があり、提示された通りの金額で売却した」と説明した。

 18歳の女子学生に飲酒させたなどと週刊誌に報じられ、6月に自民を離党した無所属の吉川赳氏(同)が3218万円で2位。議員歳費と21年10月まで務めた内閣府兼復興政務官給与などの2284万円に加え、沼津市の介護老人保健施設への貸地による933万円を報告した。

 報告は21年の1年間を通じて議員だった人に求められる。10月の衆院選で返り咲いた小山展弘氏(静岡3区)と初当選した田中健氏(比例東海)、落選した日吉雄太氏(同)と青山雅幸氏(同)、5月に辞職した岩井茂樹氏(参院静岡選挙区)、10月の補欠選挙で初当選した山崎真之輔氏(同)は対象外。

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