小中高生が思い発表 函南で青少年健全育成大会
函南町青少年健全育成大会がこのほど、町文化センターで開かれ、小中学生と高校生の計8人が学校生活での経験や地域への思いなどを発表した。
桑村小に通う内野剛志さん(6年)は地元住民に勉強を教えてもらうなど地域とのつながりの深さに触れ、自らも地域のためにできることとして「明るいあいさつを広めたい。そして自分も大人になったら、子どもが安全に登下校できるよう見守りたい」と語った。
東小6年の松井蓮恩さんは、一昨年に町が大きな被害を受けた台風19号で自宅のライフラインが止まった経験を紹介。防災キャンプなどでの学習を経て自宅の備蓄品について話し合うなど、「普段から備えることが大切。自分にできることを探そう」と呼びかけた。
このほか、社会を明るくする運動啓発ポスター入賞者の表彰も行われた。