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テーマ : 裁判しずおか

先輩らを殺人未遂 検察、懲役10年求刑 静岡地裁公判

 先輩ら男性2人を殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われた藤枝市高洲5丁目、土木作業員の男(46)の裁判員裁判論告求刑公判が28日、静岡地裁(国井恒志裁判長)であった。検察側は被告に懲役10年を求刑した。
 論告で検察側は、被告が「ぶっ殺してやる」などと怒鳴りながら犯行に及んでいたとして「殺意があったことの表れ」と指摘。危険かつ悪質な犯行態様だったと強調した。一方、弁護側は「殺意は認められない。攻撃され、身を守ろうとした」と反論した。その上で「科すべき懲役刑は3年を超えない」と述べた。
 起訴状によると、被告は2020年8月19日午前3時ごろ、焼津市内の資材置き場で殺意を持って先輩とその知人の男性2人を刃物のようなもので突き刺し、負傷させたとされる。

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