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テーマ : 議会しずおか

4次総は重点5政策へ 市議会再開、静岡市長答弁

 静岡市議会6月定例会は28日、本会議を再開し、代表質問を行った。田辺信宏市長は2022年度中に策定する第4次総合計画(23~30年度)に五つの重点政策を掲げる方針を明らかにした。歴史文化と海洋文化の拠点形成を従来通り継続しつつ、新たに森林文化、スポーツ、共生の観点を盛り込む。尾崎行雄氏(自民)への答弁。

 田辺市長は22年度施政方針で、市の重要政策の五大構想に「持続可能な中山間地域の形成」と「都市全域の安全安心向上」を追加した「七つの柱」を4次総の核にすると表明。ところが、市議会各会派や市民から「もっと分かりやすい計画に」と見直しを求める声が上がり、五つの重点政策に集約する形で修正したと説明した。
 4次総策定の基本的な考え方として「市民や議員各位がいかに納得感を持てる計画に作り上げるか。あらゆる施策は経済に通じるとの認識でやる」と強調した。新たに盛り込む観点のうち、森林文化に関しては、持続可能な中山間地域「オクシズ」の形成を目指して「豊かな自然環境と経済活動を両立させる」との思いを語った。
 (政治部・鈴木文之)

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