事業計画案を承認 富士市シルバー人材センター総会
富士市シルバー人材センターの本年度総会がこのほど、市内で開かれ、昨年度末に創設した「女性委員会」の活動を本格始動させた女性会員の獲得など新規事業を盛り込んだ事業計画案を承認した。
会員の女性比率が3割と低迷する中、女性が働きやすい事業の確保を進める。就業機会拡大のため事務系職種を開拓し、会員を講師としたスマートフォン講習開催も目指す。
2021年度は目標の会員数1370人には及ばなかったが、前年比1人増の1237人の会員を確保。事業実績も受注5181件(前年比62件増)など契約金額、就業人員も前年を上回った。
総会で、インボイス制度導入の影響について言及した増田正之理事長は「約4千万円の納税が必要になる。受注金額に上乗せすることで受注減も懸念される。最善の対策を探る」とあいさつした。発注者の市商工会や会員5人を表彰した。