脱炭素生活目指せ 富士市「ゼロカーボンチャレンジ」キックオフ
富士市は25日、脱炭素に向けた市民の取り組みを促す事業「ゼロカーボンチャレンジ」のキックオフイベントを同市のイオンタウン富士南で開いた。26日まで、来場者が挑戦したい事を壁に掲示している。
同市は2050年までに二酸化炭素(CO2)実質排出ゼロの達成を目指し、21年4月に「市ゼロカーボンシティ宣言」をした。
ゼロカーボンチャレンジは環境に配慮した活動を募集し、実践する市民に抽選で省エネ家電をプレゼントする企画などを展開する。初日の式典で小長井義正市長は「皆さんが気軽に楽しく脱炭素に取り組めるように応援する」と応援を宣言し、企画をPRした。
イオンタウン富士南には、挑戦したい事を付箋に書いて壁に貼るコーナーや、異常気象による災害を体験するバーチャルリアリティー(仮想現実)のコーナーが人気を集めた。富士二小3年の加藤彩椰さん(8)は「電気をこまめに消す」と宣言した。