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審議会、区域案を了承　次回は区名公募協議【浜松市行政区再編】

　行政区再編を進める浜松市は２３日、市行政区画等審議会（会長・鈴木純哉県建築士会西部ブロック副会長）に新３区の区域と区名について諮問した。同審議会は同日の会合で、新３区の区域を市の原案通り了承し、７月の次回会合で答申書をまとめると決めた。区名は次回会合で区名案の公募方法を協議する。
　現行の７区を３区に再編する区割りの区域について、市自治会連合会役員の鈴木美佐男委員は「新たな区割りは説明会やパブリックコメントを経て、市民の意見を踏まえたものだ」と評価した。他の委員からも異論は出なかった。
　区名の公募方法は「天竜区で現区名を維持し、残り２区は現区名以外で募集する」との市の方向性や市議会特別委での議論を説明し、次回会合で協議を求めるとした。
　市は今後、同審議会の意見を参考に公募方法を決め、８月下旬までに市民に名称案を募る。案を基にした各区数点の区名候補を発表し、１０月中旬までに市民のアンケート投票を実施する。同審議会は１０月下旬ごろの会合で投票結果を基に区名を答申する見通し。

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