相続手続き共通化 JAとぴあ浜松、静岡銀行と覚書締結
JAとぴあ浜松(浜松市東区)は23日、「相続手続きの共通化」に関する覚書を静岡銀行と締結したと発表した。7月1日から、県内4銀行と8信用金庫などと、預貯金の相続手続きが共通化される。
県内のJAでは初の試み。JAとぴあ浜松によると、共通化で金融機関ごとに必要書類が異なるなどの課題を解消できる。高齢化社会が進む中、組合員や利用者の負担の軽減を目指した。
一定の基準を満たす利用者は、相続人代表者1人のみの署名と押印で手続きできる。共済取引や貸出取引などにかかる相続手続きは対象外。