家康改姓を検証 静岡県地域史研究会
静岡県地域史研究会(小和田哲男会長)はこのほど、6月例会を浜松市中区のアクトシティ浜松研修交流センターで開いた。
同会幹事の小林輝久彦さんが「天正一九年に藤原を称する家康」と題して報告。徳川家康が姓を「藤原」と称していた時期の考察や、家康の改姓に関する既存研究の検証に参加者10人が耳を傾けた。
同会は毎月、静岡市で研究会を開くが、年に一度の6月例会は磐田市と浜松市で交互に開催している。小和田会長は「誰でも無料で参加できる。興味がある人はぜひ参加してほしい。新しい発見があるはず」と呼び掛けた。