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参院選 静岡県内各陣営、激戦へ備え 直前で8人目出馬表明

 参院選公示を翌日に控えた21日、静岡選挙区(改選数2)への立候補を予定する現職、新人の各陣営は出陣式や遊説の準備を進め、激戦に向けて臨戦態勢を整えた。同日夕方には新たに無所属新人が出馬表明し、関係者は公示直前まで慌ただしく動いた。

選挙カーに荷物を運び入れる陣営スタッフ=21日午後、静岡市内
選挙カーに荷物を運び入れる陣営スタッフ=21日午後、静岡市内


 無所属現職平山佐知子氏(51)の陣営は、スタッフが立候補届けの手続きや公示日の役割分担を確認。政党に属さず無所属での戦いに、陣営の1人は「前回選とは全員の熱量が違う」と語った。
 無所属現職山崎真之輔氏(40)=国民推薦=が静岡市内に構えた事務所には、スタッフが着用するそろいのポロシャツが届き、臨戦ムードが高まった。幹部は「政策を全力で訴える」と力を込めた。
 自民党新人の若林洋平氏(50)=公明推薦=の陣営は、出陣式の進行や遊説日程など公示当日の流れを入念に確認した。関係者は「まずは自民党の票をしっかりと固めたい」と気を引き締めた。
 共産党新人の鈴木千佳氏(51)は静岡市内の事務所で演説内容を詰めた。陣営幹部はコロナ禍や物価高騰に触れ「閉塞(へいそく)感のある暮らしの中で有権者に響く訴えを届ける」と意気込んだ。
 NHK党新人の舟橋夢人氏(56)、堀川圭輔氏(48)の両陣営も、街宣車から呼び掛ける原稿の執筆や、ポスター貼りの打ち合わせなど選挙戦の最終調整に励んだ。諸派新人の山本貴史氏(52)は、所属する政治団体「参政党」の党員がSNS(交流サイト)でアピールに努めた。無所属新人の船川淳志氏(65)は同日夕、急きょ県庁で記者会見に臨み、出馬の思いを語った。

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