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テーマ : 議会しずおか

地域公共交通計画策定へ 7月、協議会立ち上げ【静岡県議会】

 静岡県議会6月定例会は21日、自民改革会議の相坂摂治氏(静岡市駿河区)と中谷多加二氏(浜松市天竜区)、ふじのくに県民クラブの阿部卓也氏(浜松市浜北区)が一般質問を行った。太田博文交通基盤部長は持続可能な旅客運送サービスの在り方を定める「地域公共交通計画」の策定に向け、7月中に学識経験者や交通事業者による協議会を発足させると明らかにした。阿部氏への答弁。
 同計画は、2020年11月に改正された地域公共交通活性化再生法で、自治体に23年度末までに策定する努力義務が課せられた。
 太田部長は協議会で従来の運行サービスの維持や利便性向上に関する議論に加え、複数の交通機関の予約や料金支払いをスマートフォンでまとめてできる次世代サービス「MaaS(マース)」や、将来的な自動運転の導入に向けた課題整理にも取り組むとした。
 その上で「地域にとって望ましい運送サービスのマスタープランである計画の策定に関係者と全力で取り組む」と強調した。
 県によると、同計画は沼津、富士、富士宮、御殿場、袋井、湖西、伊豆、長泉、小山、吉田の10市町が策定済み(4月現在)。県の計画では複数の市町にまたがる鉄道や路線バスの交通ネットワークの在り方などを定める。

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