「桜」を撮影 入賞作品、県庁で展示
静岡県さくらの会による「さくら写真コンクール」の作品展が7月1日まで、県庁で開かれている。応募作品947点の中から「桜の風景」「富士山と桜」の2部門に入賞した18点が並ぶ。
富士市の工場群の光に照らされた姿や朝日に染まる富士山を背景に咲く様子など、幻想的な写真が来場者の目を引く。最優秀の知事賞に選ばれた園田千鶴さん(沼津市)の作品は、河津町のループ橋下から撮影。ユニークな橋の形と河津桜を画面いっぱいに入れて魅力を引き出した。
コンクールは県内の桜の良さを発信する目的で、1976年から毎年開催している。県の担当者は「同じ場所で撮影していても、時間や撮影者によって桜の見せ方が違う」と見どころを説明した。