テーマ ： 教育・子育て

水害と土砂災害　浜松・春野中生が学ぶ　静岡県出前講座

　静岡県浜松土木事務所は２０日、災害をテーマにした講座を浜松市天竜区春野町の春野中で開いた。全校生徒が、水害と土砂災害の危険性と備えの重要性について学んだ。

　県の出前講座「静岡どぼくらぶ」の一環で、同事務所企画検査課の大石一貴主任と杉山芙実子技師が登壇した。土砂災害と水害の種類について説明し、動画やクイズを通じて災害の実態を伝えた。
　大石主任は「災害は決して人ごとではない。命を守る具体的な行動を家族と共有して」と呼び掛けた。
　生徒は、自宅や学校など身近な場所の災害リスクについて確認。ハザードマップを参照しながら、防災意識を高めた。
　酒井響希君（３年）は「自宅が川の近くで水害の危険性があることを知った。避難場所やルートを家族と確認したい」と話した。

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