親子のくつろぎ空間 富士見高コミ研が企画 富士本町通りに開設
富士市の富士見高コミュニティ研究会(コミ研)が富士本町通りで開催されるイベントで、親子がくつろげる「プレイゾーン」を設ける取り組みを始めた。19日の軽トラ市で初めて開設し、来場者の好評を得た。今後、富士本町のおかみさん会が毎月開催する「楽々市」などでも設ける予定。
3月に同所で開かれた社会実験事業「エキキタテラス」に触発されたコミ研の部員が日常的にくつろぎ空間を作ろうと企画した。
岳南タクシー富士本町乗り場の一画に人工芝を敷き、輪投げやシャボン玉など遊べる道具を用意。テーブルや椅子も設けた。
部員が子どもと一緒に遊ぶ中、椅子に座って涼んだ夫婦は「座れる場所も少ないので助かった。高校生自らまちのために動いてすごい」と喜んだ。
企画担当の2年三井梓未さんは「多くの人が来てくれて良かった。小さな子との接し方を身につけて継続したい」と話した。