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テーマ : 磐田市

海外対面交流再開へ 8月、副知事が韓国会議出席【静岡県議会】

 静岡県議会6月定例会は20日、自民改革会議の杉本好重氏(浜松市中区)、望月香世子氏(静岡市清水区)とふじのくに県民クラブの沢田智文氏(磐田市)、四本康久氏(富士宮市)が一般質問を行った。山本東地域外交担当部長は新型コロナウイルスの影響で中断している県幹部の海外での対面交流を8月に再開する方針を示した。友好協定を結ぶ韓国・忠清南道が開催する国際会議に副知事が出席する。望月氏への答弁。

 知事、副知事レベルが海外を訪問するのは2019年11月以来、約2年半ぶり。山本部長は「海外との往来再開の兆しが見え始めている」と対面交流の再開理由を説明。「これまで築いた各国・地域とのネットワークを活用し、富士山静岡空港の国際路線の早期運航再開や、海外からの活力取り込みに結び付ける」と意気込んだ。
 副知事が参加するのは「環黄海フォーラム」。中国大陸と朝鮮半島の間にある黄海周辺の中国、韓国、ベトナムなどの関係者が出席し、環境問題などについて意見交換する。県は訪問を通じ、23年度友好提携10周年を迎える忠清南道との関係を強化し、信頼関係の構築を図る。
 山本部長は21年度に県内と台湾の高校生が互いの文化を紹介するオンライン交流に計27校が参加したことを紹介し、「顔と顔を合わせ相互理解を深める対面と、気軽に参加できるオンラインを併用し、地域外交を展開する」と述べ、今後も対面とオンラインを併用する「ツイン外交」を継続する姿勢を示した。

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