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家康ゆかりの地視察 磐田市職員PT、大河に合わせ誘客策検討

 2023年大河ドラマ「どうする家康」の放送に向け、磐田市内の歴史・文化資源を生かした誘客策を検討する市職員有志のプロジェクトチーム(PT)は18日、市内の徳川家康ゆかりの地を視察した。家康の合戦にまつわる史跡など8カ所を巡り、地元の歴史や伝承への理解を深めた。

徳川家康が寄進した釣り鐘を見学する市職員=磐田市見付の宣光寺
徳川家康が寄進した釣り鐘を見学する市職員=磐田市見付の宣光寺

 同市見付の宣光寺では、1587年に家康が命を落とした武将の冥福を祈って寄進した釣り鐘を見学した。解説役を務めた市文化財課職員は、遠江や駿河など5カ国を治めていた当時の家康が武家の棟梁(とうりょう)の源姓で銘を打っていることから、鐘に天下統一への野心をにじませていると指摘した。
 このほか、武田軍の侵攻からの撤退戦を繰り広げた「一言坂の戦い」の古戦場跡や、同合戦前に重臣の本多忠勝が偵察を行ったとされる大日堂などを回った。PTは今後、効果的に人を呼び込んだり、市民に歴史の魅力を再認識してもらう取り組みを検討する。

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