生き生きした筆致 「清流会」書道作品並ぶ 静岡・葵区
静岡市を中心とした書道家や書道愛好家でつくる「清流会」の作品展(静岡新聞社・静岡放送後援)が17日、同市葵区の市民文化会館で始まった。生き生きとした筆致のかな書など、会員ら26人の約50点が並ぶ。19日まで。
「私の推し」と題した企画では、自身の作品の中からお気に入りの書を解説と共に展示している。榎田祥風さん(74)=藤枝市=は「いつもパワーをもらっている」という富士山を詠んだ万葉集の歌を題材にした。「小さな幸せ」がテーマの合同作品もある。
理事長の石川清翠さん(69)は「3年ぶりの展覧会。皆さんに見てもらえる幸せを感じる」と話した。