吉川議員「辞職勧告を」 自民富士支部、上申書提出へ
18歳の女性に飲酒させたなどと週刊誌に報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員(比例東海)について、地元の同党富士市富士支部は16日夜、緊急総務会を開き、吉川氏に議員辞職勧告を求める上申書を同党県連に提出することを決めた。
上申書では「支部党員だけでなく市民、県民、国民を裏切る行為は許せない。『議員辞職すべき』との党員、党友の声を看過できない」とした。
吉川氏の問題行動があったとされる5月27日には、富士市内で暴風雨による大規模停電や突風被害が発生していたことを挙げ、「市民の安全安心を第一にすべき時に東京の夜の街で事件を起こし、言語道断」と加えた。
前島貞一支部長は「裏切り行為に対しけじめをつけるべき。このままの状況が続けば動揺は大きくなる。地元支部として動かずにいられない」と話した。
党県連は既に吉川氏に辞職勧告文書の送付を決めている。