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テーマ : 浜松市

14歳の初挑戦 浜松入野中3年大橋莉生 ユピテル・静岡新聞SBSレディース、17日開幕

 女子ゴルフのステップアップツアー、ユピテル・静岡新聞SBSレディース(日本女子プロゴルフ協会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が17日から3日間、御前崎市の静岡カントリー浜岡コースで開催される。使用するのは小笠、高松コースをミックスした「チャンピオンコース」で、選手は技術とともに戦略性も試される。

得意のドライバーショットを磨く大橋莉生=浜松市西区の西山ゴルフセンター
得意のドライバーショットを磨く大橋莉生=浜松市西区の西山ゴルフセンター

 前週のレギュラーツアー宮里藍サントリーレディースで8位タイに入った尾関彩美悠、今季ステップで勝利を挙げている脇元華らが出場予定。県勢は実力者の小楠梨紗(浜松市出身)、ルーキーの村上瑞希(富士国際GC)をはじめ、松山りな(富士見高3年)、松原亜美(静岡市)らアマチュア選手も出場する。
 得意のドライバーを武器に大橋莉生(浜松入野中3年)がユピテル・静岡新聞SBSレディースに初挑戦する。「プロと回る貴重な機会。自分に足りないところを学びたい」。大舞台でも平均飛距離230ヤードのドライバーを振り抜く決意だ。
 5月下旬の県女子アマチャンピオンシップ(CS)に出場してパープレーで2位タイに入るなど実力が評価され、推薦で出場権を得た。9番アイアンと52度のウエッジにも自信があり、県女子アマCSではショットをピンに絡めてバーディー6個を奪った。
 「爆発力はあるが、パーオンを逃した時のグリーン周りに改善の余地がある」。4歳の時から指導する父の弘幸さん(58)は課題を指摘する。重点的に練習するアプローチで技術と経験を上積みすれば、伸びしろは大きい。
 明るく前向きで、ミスを引きずらない性格。「自分との戦いでスコアが出た時、うれしさを感じる」。高校卒業後のプロテスト一発合格を目指し、家族の支えを受けながらゴルフと真剣に向き合う。
 「将来は海外ツアーで活躍したい」。大きな夢に向かい、14歳のショットメーカーはユピテルでまずは予選通過を狙う。

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