わくわくコーン収穫 富士のマックスバリュ 種まきから栽培
富士市の食料品店「マックスバリュ富士八幡町店」のスタッフが13日、同市松本のJAふじ伊豆富士営農経済センター近くの畑で同市特産の高糖度トウモロコシ「富士山麓わくわくコーン」の収穫作業に取り組んだ。
同社が地元産食材の活用を進める中、栽培段階から関わる初の取り組みとして、パートタイムで働く「コミュニティ社員」が種まきから栽培を進めてきた。JA職員と連携して約1800平方メートルの畑に約6千本を栽培する。このうち、約2500本を同日から7月初旬まで同店で販売する。
同日朝、スタッフは背丈ほどの高さに育ったトウモロコシ畑に入り、JA職員から収穫の目安を教わった。先端まで実が詰まり、伸びた絹糸が茶色くなったものを選んでもぎ取っていった。収穫した実の糖度は16だった。
スタッフの村松祥子さん(52)は「農家の苦労を知った。わが子を送るような気持ちで店頭に並べたい」と話した。