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テーマ : 沼津市

本1万冊並ぶ「ブックフェア」 沼津第四小児童、お気に入り選ぶ

 沼津市のマルサン書店などは9、10の両日、同市の第四小で「ブックフェア」を開いた。通常、教師や学校司書が行う選書を、児童たちに選んでもらう取り組み。約1万冊の児童書が体育館に並べられ、全校児童約430人が気に入った本を選んだ。

約1万冊の児童書からお気に入りの本を選ぶ児童たち=沼津市の第四小
約1万冊の児童書からお気に入りの本を選ぶ児童たち=沼津市の第四小


 体育館には、書籍取次のトーハンの協力で、絵本や図鑑、小説などさまざまなジャンルの本が並べられた。児童は気に入った本を手に取ってじっくりと読み、リクエストカードに記入した。集まったカードは同書店が集計し、学校が書籍を新規に購入する際の参考にする。2年の鈴木舞羽君(8)は「たくさん本があって夢のよう」と喜んだ。
 ブックフェアは同書店や市教委などが6年ほど前から市内の小学校を巡回し、実施している。同書店の杉山孝常務執行役員は「ここまで多くの種類の児童書を一度に見ることは書店でもできない。子どもたちが本の楽しさを知るきっかけになれば」と期待した。

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