緊急走行時の二次被害防げ 島田消防署が訓練
静岡市消防局島田消防署はこのほど、緊急走行の模擬訓練を島田市の島田自動車学校で実施した。
災害地点に急行する際、交通事故など二次被害を防ぐために、必要な知識習得や技術向上を図るのが目的。教習所のコースを災害地点までの道程と想定して、訓練が始まった。
コースには歩行者や走行車を用意。消防車両に乗り込んだ署員は回転灯を点灯させ、「緊急車両が通ります」と周囲に注意喚起しながら、安全走行を心掛けた。
自動車学校で教官経験のある署員が講師を務め、緊急走行時の注意点や事故の傾向をほかの署員に伝えた。
13日にも同様の訓練を島田自動車学校で行い、両日程で計66人が参加するという。