海外品評会入賞を報告 磯自慢酒造と初亀酒造
世界最大級のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ」の本年度SAKE(日本酒)部門で、特に優れた銘柄が対象の「トロフィー」を受賞した磯自慢酒造(焼津市)の寺岡洋司社長と初亀醸造(藤枝市)の橋本謹嗣社長が8日、県庁で川勝平太知事に受賞を報告した。
同部門で九つの部のうち、磯自慢酒造は純米吟醸酒の部、初亀醸造は純米大吟醸酒の部でそれぞれ最高評価を得た。7月にトロフィーを獲得した全銘柄の中から、SAKE部門の最高賞「チャンピオン・サケ」が選出される。
2010年、14年にも同品評会でトロフィー受賞経験がある寺岡社長は、米国などに輸出している自社の瓶詰め日本酒を川勝知事に示し、「日本酒の輸出は年々増えている」と説明。橋本社長は「日本酒と海の幸、山の幸が豊かな県として、静岡を世界にアピールしたい」と語った。