「富士のほうじ茶」28事業者55商品初認定 振興推進協
「富士のほうじ茶」のブランド化を目指す富士市の富士のお茶振興推進協議会は8日、本年度創設した富士のほうじ茶の認定制度で28事業者55商品を初めて認定したと発表した。認定事業者は市や同協議会主催のPR事業に参画できる。
認定制度は、同市内で生産されている幅広いほうじ茶の参画を促すことで認知度向上や品質の維持を図る目的で始めた。市内で荒茶加工された茶葉を100%使用していることが認定要件で、荒茶製造者か販売者が同協議会の会員である必要がある。
5月末に開かれた審査会で申請のあった全商品が認定された。一番茶から秋冬番茶を使用したものまでさまざまな商品がある。茶葉以外にも粉末やティーバッグなど仕様も多彩で、キャラメルやごぼうのフレーバーを付けた変わり種もある。
認定期間に制限はないが、1年ごとに品質チェックをする。
13日から市役所の給茶機で認定商品のお茶を提供し、7月末に市役所で開催するマルシェでも販売するなど、各種イベントで認定商品をPRしていく。