硎谷沼津副市長 6月末で退任へ
沼津市の硎谷明正副市長(72)は3日までに、任期途中の30日付での退職願を頼重秀一市長に提出し、受理された。懸案のJR沼津駅付近鉄道高架事業の前提となる新貨物ターミナルが1月に着工し、事業に一定のめどがついたことが理由とみられる。
市によると硎谷氏は1日に「頼重市長の2期目を新体制で市政に臨むべき」とする退職願を提出した。受理は3日付。硎谷氏は5月30日に新型コロナウイルスの濃厚接触者となり、3日に感染が確認されたため文書でやりとりしたという。
硎谷氏は元県職員で、収用委員会事務局長などを歴任。2017年に副市長に就任。21年に再任され、現在2期目。