沼老人ホーム利用者、犬猫と触れ合い 沼津
静岡県動物保護協会東部支部は2日、犬や猫と触れ合う「ふれあい訪問活動」を沼津市青野の老人ホーム「通所介護ちょうどえ~」で行った。
同協会登録のボランティアが飼っているシバイヌやラブラドルレトリバー、日本猫などのペット8匹と施設利用者が触れ合った。利用者はペットを抱きかかえたりなでたりして、「かわいい」と歓声を上げた。
利用者に心の安らぎを与えることなどが目的。約30年前から続く活動で、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった。70~80代の約30人が30分間、動物と親しんだ。
イベントを運営した同協会の岩田佐知子さん(46)は「コロナの影響もあって直近2回が開催できなかっただけに、いつも以上に利用者に喜んでもらえて良かった」と話した。同施設管理者の渡辺恒哉さん(46)は「笑顔が見られて感動している。これからも協会と協力してやっていきたい」と述べた。