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テーマ : 沼津市

無許可盛り土認める 建設業の男初公判 静岡地裁沼津支部

 無許可で盛り土を繰り返したとして、沼津市土砂埋立て等規制条例違反の罪に問われた同市柳沢、建設業の男(85)の初公判が1日、静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)で開かれた。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
 起訴状などによると、被告は2019年1月18日ごろから21年12月28日ごろまでの間、沼津市長の許可を受けず、同市宮本の市街化調整区域約1325平方メートルに高さ3・9メートルから18・5メートルの盛り土をしたとされる。同条例では、市街化調整区域の面積500平方メートル以上かつ盛り土の高さ1メートル以上の事業は、市長の許可を必要としている。
 市は19年4月、市条例に基づき被告に中止命令を発出し、21年10月には県条例に基づく停止命令を出すなど指導を繰り返したが、土砂の受け入れを続けていたという。

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