⚽J3沼津本拠地の照明改修費 残り2000万円、市が拠出
沼津市は31日までに、懸案となっているサッカーJ3アスルクラロ沼津のホームスタジアムである県営愛鷹広域公園多目的競技場(同市足高)の照明設備改修に向け、一般財源から2千万円を支出する方針を決めた。クラブや市はこれまで改修費約1億円のうち、約8千万円をクラウドファンディングや企業版ふるさと納税で集めていて、改修実現に向け大きく前進する。
市が同日午前の市議会議会運営委員会で説明した。6月7日開会予定の市議会6月定例会に関連予算案を提出する。
同競技場はJリーグの照明基準を満たさず、来季のライセンス申請期限の6月までに工事日程の決定が必要になっている。改修費は運営クラブによるクラウドファンディングで約3500万円、市の企業版ふるさと納税で約4500万円が集まり、残りの2千万円の調達が課題となっていた。
市は企業版ふるさと納税を含め計6500万円を支出する方針。