宿泊客数170万人、14%増 21年度の熱海市
熱海市はこのほど、入湯税に基づく2021年度の市内宿泊客数が170万4326人(前年度比14・3%増)だったと発表した。新型コロナウイルス禍や伊豆山の土石流災害の影響はあったものの、1~3月を中心に首都圏からの来客が増加し、全体を押し上げた。コロナ禍前の19年度比では43・2%減。
21年度の1~3月は首都圏を中心に緊急事態宣言などが発令された20年度の同時期に比べ17万1613人増加した。4~6月も順調に回復していたが、書き入れ時の夏季に土石流災害や県内の緊急事態宣言が直撃し苦戦した。12月以降は再び回復傾向にある。
斉藤栄市長は「県民割の対象地域が拡大し、期間も6月まで延長する。熱海のコンテンツをしっかりPRし、感染対策をしっかり講じた上で来遊を待ちたい」と話した。