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テーマ : 函南町

函南西瓜出荷始まる 目ぞろえ会 甘さ、申し分なし

 函南町特産の「函南西瓜(すいか)」の出荷が始まり、30日には生産者が等級の基準を確認する目ぞろえ会がJAふじ伊豆の函南営農経済センター(函南町)で開かれた。今年は天候不順で出荷が遅れたものの、例年通りの甘いスイカが育っているという。7月まで2玉入りの2万5千ケースが県内外に出荷される。

出荷される函南西瓜=函南町のJAふじ伊豆函南営農経済センター
出荷される函南西瓜=函南町のJAふじ伊豆函南営農経済センター

 函南西瓜は甘みが強く、しゃりっとした歯ごたえが特徴。生産者8人が函南西瓜組合を構成し、約7ヘクタールの農地で栽培を続けている。目ぞろえ会ではJAの検査員が病害虫や傷などの外観、たたいた音で分かる実の詰まり具合、置いた時の傾き―などで判別する「秀」「優」「良」の等級基準を説明した。
 同組合の芹沢清孝組合長(59)によると、今年は1~3月の低温と春の長雨で生育が遅れたものの「糖度は申し分ない」という。今後、ピークに向けてさらに質の良いスイカが育つとし、「おいしいスイカをぜひ味わってほしい」と話した。

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