地産地消の給食考えよう 岩田小と磐田農高が学習会
磐田市匂坂中の岩田小児童が磐田農高(同市中泉)の生徒と共同で、「IWATA(いわた)献立」と題した地産地消の給食メニューづくりに取り組んでいる。計5回ほど学習会を行い、2023年1月に考案したメニューを試食する予定。
持続可能な地域を目指し、地元産野菜の活用や食品ロス削減、健康につながる献立を考える。取り組みに参加するのは、岩田小の5年生と磐田農高の3年生。児童生徒は4月から、パンと米の食べ比べやみそ汁のだしづくり体験などに取り組んできた。
30日、岩田小で郷土食とファストフードの特徴などについて考えるグループワークを行った。3、4人に分かれ、生徒が児童にアドバイスをしながら意見をまとめた。最後は「郷土食は季節性や地域性がある」「ファストフードは一人で食べるためすぐ食べ終わる」などと発表した。
今後は地元農家を訪れたり、郷土料理を食べたりしてメニューを考案する。