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テーマ : 清水エスパルス

⚽大熊GM「2勝の現実を直視」 J1清水・平岡監督契約解除

 J1清水はリーグ戦で16位と低迷が続く中、30日に平岡宏章監督の交代に踏み切った。同日、取材に応じた大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「リーグで2試合しか勝てていないという現実を直視しながら総合的に判断した」と述べた。

29日の柏戦で指揮を執る清水・平岡監督(手前)=三協F柏
29日の柏戦で指揮を執る清水・平岡監督(手前)=三協F柏

 2020、21年とシーズン途中に就任していた平岡監督は、今季初めて開幕から指揮を執った。カップ戦を含めて4試合負けなしと出だしはまずまずだったが、3月からリーグ戦8試合未勝利。直近5試合も1分け4敗と停滞し、16試合で勝ち点13はJ2降格圏の17位湘南と並んでいる。
 平岡監督は最後の指揮となった29日の柏戦に先立ち、「良い守備とカウンター攻撃という段階から、ボールを動かして崩す段階に移る中でなかなか勝ち点を積み重ねることができていない」と現在地を見つめていた。大熊GMは平岡監督の下でチームが目指す「攻守で主導権を握るサッカー」に前進したとしつつ、相手の変化への対応や試合の締め方などの「試合での修正力」を監督交代の決め手の一つとして強調した。
 クラブはタイトル獲得を目指して今季に臨んだが、リーグ戦が折り返しに近づく中でJ1残留が現実的な目標となっている。大熊GMは「自分たちのやるサッカーを整理し、自信をつけることが近道」と新体制に求める役割を口にした。

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