日本酒2銘柄が世界最高賞 磯自慢酒造(焼津)と初亀醸造(藤枝)

 ロンドンで開催された世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2022」のSAKE(日本酒)部門で、磯自慢酒造(焼津市)の「磯自慢 純米吟醸」が純米吟醸酒の部で、初亀醸造(藤枝市)の「初亀純米大吟醸 亀」が純米大吟醸酒の部で、どちらも最も優れた銘柄に贈られる「トロフィー」に選ばれた。海外での日本食人気を受けて2007年に創設されたSAKE部門はことし、純米酒、純米吟醸酒・純米大吟醸酒など9部門に全国1732銘柄が出品された。酒やワインの専門家が金、銀、銅メダルと推奨酒を選出し、金メダルの中から各部門のトロフィーを決定した。

世界最大級の品評会でトロフィーを受賞した「磯自慢 純米吟醸」と磯自慢酒造の寺岡専務=焼津市鰯ケ島
世界最大級の品評会でトロフィーを受賞した「磯自慢 純米吟醸」と磯自慢酒造の寺岡専務=焼津市鰯ケ島
「純米大吟醸 亀」のトロフィー受賞を喜ぶ橋本社長=藤枝市岡部町岡部の初亀醸造
「純米大吟醸 亀」のトロフィー受賞を喜ぶ橋本社長=藤枝市岡部町岡部の初亀醸造
世界最大級の品評会でトロフィーを受賞した「磯自慢 純米吟醸」と磯自慢酒造の寺岡専務=焼津市鰯ケ島
「純米大吟醸 亀」のトロフィー受賞を喜ぶ橋本社長=藤枝市岡部町岡部の初亀醸造

 初亀醸造のトロフィー受賞は初めて。「亀」は1977年発売の同社の代表作。長期低温発酵や氷温貯蔵室での熟成によりじっくりと仕上げ、柔らかな口当たりと複雑な香味のまとまりを実現した。橋本謹嗣社長は「食材を引き立てるおいしさを追求してきた。静岡の地酒を世界に発信する機会になれば」と期待を寄せる。
 磯自慢酒造は10年に純米酒、純米吟醸酒・純米大吟醸酒の両部で、14年に純米酒の部でトロフィーを受賞している。今回の受賞作は、香りがあり、口当たりも良いのが特徴で、40年前から販売してきた同社の旗艦商品。8年ぶりの吉報に寺岡智之専務は「コロナ禍であってもチームワークでおいしい酒造りに向き合ってきた結果」と喜んだ。

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