沼津の城岡神社 28、29日に例大祭 29日には子ども巡幸
沼津市の大手町町内会(原田治行会長)はこのほど、市役所を訪れ、同地区の城岡神社で28、29の両日に開かれる例大祭について頼重秀一市長に報告した。今年は3年ぶりに子どもたち約30人も参加。29日には、子どもたちが疫病退散や世界平和を願って記したのぼりを手に練り歩く「神輿(みこし)巡幸」が行われる。
城岡神社は沼津城の守護神で、徳川家康らを祭る。新型コロナウイルスの影響で、2020年の例大祭は神事のみ、21年は神輿を担いで練り歩く「神輿渡御」の代わりに、役員らが神輿を台車に乗せて歩く「巡幸」を行った。
原田会長は「コロナ禍でもできることはないかと、若い人が中心となって考えてくれた」と語り、子どもたちが思いを込めて記したのぼりの他、記念の手ぬぐいを頼重市長に披露した。
記念手ぬぐいは同神社隣接の大手町会館で、1本千円で販売する。