議員のタブレット端末 使用基準を策定 浜松市議会
浜松市議会は19日の議会運営委員会で、7月に導入する議員1人1台のタブレット端末に関する使用基準を策定した。決められたアプリ以外を入れる場合は議長の許可制とする、SNSでの情報発信など私的な使用は禁止、といった適正利用のルールを設けた。
市政の調査研究に資する情報の閲覧収集、議員同士や職員との情報伝達、災害時の緊急連絡など、使用の用途を議員活動の範囲内に限定した。第三者への貸与禁止、パスワードの設定といった安全対策も規定した。各会派に議会デジタル化推進員を、議会事務局に端末等管理者を置いて適正な運用に努める。
使用基準はこれまで各会派の議員で構成する議会改革検討会議で議論を重ねてきた。