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テーマ : 藤枝市

茶況(5月19日)最終盤、富士に引き合い 静岡市中 県産一茶

 静岡市中の県産一茶は、最終盤の富士から荷が届いた。雨後の品落ちを指摘されたが、下物確保を進める買い手から引き合いがあった。
 富士は露地物が800円周辺から600円台半ばで手合わせした。雨天の合間を縫って刈り取りを進め、生産を終えた工場が増えている。あっせん業者は「単価が低迷する中で採算が合わず、予定より早く終了した工場もある」と話す。
 県外産二茶は種子島産が取引された。月末にかけて鹿児島県本土物二茶も出回りが増える見通し。静岡茶市場は午前10時現在、県内産912キロ、県外産690キロが上場した。

 藤枝 藤枝市が地域の逸品を認定する「藤枝セレクション2022」にこのほど、「TEA SEVEN協同組合」の有機和紅茶と、「松田商店 真茶園」の和紅茶どら焼きが選ばれた。
 島田、金谷、川根 島田市の茶商は新茶の発送作業が一段落し、県外への営業活動に力を入れている。
 榛原、相良 二茶取引に向けある生産者は「量は既に出回っているので、ミル芽での摘採に努めたい」と話した。
 掛川、小笠 JA掛川市によると、管内の二茶の適採は6月10日前後に始まるとみられる。
 袋井、森 袋井の茶業関係者によると、需要が見込めないことから生産調整を行う農家も一定数はいるとみられるという。

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